設立50余年の分注機パイオニアカンパニー 柴崎製作所

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チップ式検体小分け分注装置 PTD700

凡庸性と処理速度に優れたマルチユースな分注設備凡庸性と処理速度に優れたマルチユースな分注設備

特徴

1. 様々なラックレイアウトに柔軟に対応

お客様がご要望されるラックレイアウトに合わせて、50本チューブラックや96ウェルマイクロプレート、チップラック、試薬槽等、自由度の高い設計力で、様々なレイアウトに対応可能

2. 可変ピッチ機構を採用したW分注ノズルの全自動分注装置

独自設計の小型分注ノズルを2ヘッド搭載し、ノズルピッチ自動エクステンション機構を採用したことにより、ピッチの異なる検体チューブとマイクロプレート間の分注が可能(ノズルピッチ9~22mm)
又、それぞれのノズルは、Z軸が独立で駆動する為、1ヘッドでの運用も可能

3. 液量、液質に合わせた液面モニタリング分注

吸引、吐出時の、弊社ノウハウによるバラエティーに富んだ設定パラメーターにより、
液量、液質の違いを吸収し高精度な分注を実現
又、液面高さを圧力センサーが検出し、常に最適高さでの吸引を実現

4. 工程内保証へ向けて

液量不足の空吸引や、異物吸引による異常を認識し、後工程への不良等を未然に防止

5. 人為ミスを最小限に食い止める

ディスポチップ成形不良や、ユーザー操作ミス、ラック設置位置ずれに対よる、ノズル下降時の衝突事故を、ヘッド内に搭載したジャミングセンサーにより、最小限に食い止めることが可能。
これにより、デリケートな検体に対しても、ノズルが接触することによる悪影響を低減させることが可能

6. 圧倒的な検体情報管理

オンラインデーター管理により、1対1分注や、1対n分注等、様々なオーダーでの分注が可能。      又、分注した検体情報は、1日毎に情報を保存し、およそ10年分の管理が可能

分注容量 20μl~(maxは、ご要望により打合せ)
分注精度 CV2%(25μl時)
処理速度 約400検体/時間(1対1分注時、25μl分注時)
ラック架設数 最大50本ラック6個分のスペースを任意にレイアウト可能
ノズル数 2本(4本、8本も対応可能)
設備サイズ
重量
930(W)×870(L)×1120(H)mm
約50kg
電源 AC100V、50/60Hz、300VA
オプション 分注確認センサー
親検体ラックバーコード読取機能